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【連載中】葬儀屋ですがカフェを経営することになりまして

2022/01/01
葬儀屋ですがカフェを経営することになりまして 0
葬儀屋ですが


 職を失い、何もかもを諦め、葬儀会社「あいメモリー」に再就職した東条香織里とうじょうかおり。葬儀アシスタントとして働くことになるものの、年下上司の葬儀コーディネーター、福原一歩ふくはらかずほには文句を言われ、受け持った葬儀ではトラブル三昧。そんな中、ある葬儀で香織里は自分の特技、料理でトラブルを解決することになる。
 それを見た一歩は、香織里にこう提案したのである。
「葬儀アシスタントをするより、この葬儀屋でカフェを営んでみないか」
 この葬儀屋には、”次の世”に行けない霊たちが残っていて、一歩の頭を悩ませていたのだ。
 普通の仕事はできないかもしれないけれど、あいメモリーの一員として、素晴らしい別れを提供したい。
 その思いから、香織里の新しい挑戦がはじまる。



登場人物

東条香織里
 あいメモリーに転職し、葬儀アシスタントとして働く32歳。葬儀屋に転職した理由は「すぐに採用されると思ったから」である。アシスタントとしてできることを模索しているうち、料理の腕を見込まれ、カフェの経営を任されることになる。
 人に迷惑をかけるばかりだったため、人から感謝されることにあまり慣れていないが、誰かのために頑張りたいという気持ちは人一倍強い。

福原一歩
 あいメモリーに長く勤める葬儀コーディネーター。容姿端麗で、隙がない性格をしている28歳。完璧な葬儀を目指すものの、なかなか納得のいく葬儀ができず悩んでいた。香織里に解決策を見出し、カフェの経営を提案する。
 見かけによらず甘党で、香織里に隠れて甘いものを食べているらしい。

冨安園子
 あいメモリーに勤めるフラワーデザイナー。もともとブライダルの仕事をしていたが、あいメモリーに転職する。43歳の大ベテランである。
 花祭壇の担当をしており、花屋との連携も任されている。香織里にも一歩にもフレンドリーに話しかけてくる。

松本平次
 あいメモリーの社長。「別れることは、生きることだ」をモットーにし、あいメモリーを経営している。56歳。

虎鶴みのり
 仕出し料理店『虎鶴』の店長の娘。香織里と同い年。

東条愛翔
 香織里の弟。受験生。



 



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瀬戸晴海
Author: 瀬戸晴海
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